戦略とインテリジェンス

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2013年 12月 04日

ニミッツ提督の情報要求

エドウィン・T・レートン『太平洋戦争暗号作戦 アメリカ太平洋艦隊情報参謀の証言 下』TBSブリタニカ、1987年。

157頁「「私はきみに南雲になってもらいたい」とニミッツは私(レイトン情報参謀)に言った。「南雲提督ならどう考え、どのような直感をもつかきみに教えてもらいたい。日本軍の立場で戦争を見つめ、作戦を見つめ、目的を考えて、彼ら、つまりきみが何を考えているか、何をしようとしているか、どんな目的、どんな動機でいかなる作戦をおこなうかを私にアドバイスするんだ。これがやれれば、この戦争に勝つために必要な情報を私は得ることができる。」」

ミッドウェー海戦におけるアメリカ海軍の情報優勢の背景には、こうしたニミッツの的確な情報要求があったのだと思います。
つまりリーダー自ら、インテリジェンスに関心を持ち、このように的確に要求事項を示せば、インテリジェンスが上手く機能するということです。

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by Imperialnavy | 2013-12-04 19:52 | リーダーとインテリジェンス | Comments(0)


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