戦略とインテリジェンス

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2013年 12月 03日

なぜインテリジェンスは失敗するのか

Robert Jervis,Why Intelligence Fails Lessons from the Iranian Revolution and the Iraq War, (Cornell University Press, 2010).pp.2-3.

◆インテリジェンスの失敗についての最も明白な意味は、見積り(Estimate)とその後に明らかになった情報(Information)とのミスマッチである。
◆インテリジェンスの失敗を判断する点は分析官が手元の情報を上手く活用したかどうかである。
◆悪い結果は悪いプロセスによって説明される。答えが間違っていたという事実は思考の手順や方法に欠陥があったということである。
◆多くのケースでは、証拠と推論の間の薄弱な理解と安全な結論の叙述がみられる。
◆より注意を払い、訓練し、明確な推論を行えば、自動的に正解に達するというわけではないが、そうすることで、より良い分析を生み、争点のカギを明らかにする仕事の質を高め、正解につながるチャンスを増やす。

結局のところ、失敗を防ぐ万能薬は無いということであり、きちんと方法論に従って客観的に分析を行っていくしか解決策はないということです。従って、やはり大事なことはオーソライズされた分析手法による訓練ということになるのでしょう。
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by Imperialnavy | 2013-12-03 19:09 | インテリジェンスの失敗 | Comments(0)


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