戦略とインテリジェンス

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2013年 12月 01日

韓国のインテリジェンス文化

崔源起、鄭昌鉉『朝鮮半島のいちばん長い日』東洋経済新報社、2002年

269頁
「2000年を機に北朝鮮の軍事力は上向きになった」とのCIAの説明に対し、林国家情報院長は、「北朝鮮は最近、再び重点を経済分野に向けている。全体的には軍事力は弱まった状況で、一時的に軍事力増強は大きな意味がない。北朝鮮にとって変化とは選択の問題ではなく、当然すべき問題だ。北朝鮮は変化せざるを得ず、すでに変化している。」

169頁
「韓国の組織特性上、上層部が特定情報と資料を好む場合、下級組織はそのトップが好むようなスタイルに情報を加工・処理してから報告する傾向がある。特に林東源は「非太陽政策」については全く振り向かない性格であることで有名だった。」

韓国のインテリジェンス文化が窺い知れる一節です。情報の政治化はどこの国でもあるものでしょうが、情報と政治が密接にリンクしている韓国の情報機関はとりわけその傾向が強そうですね。このことは、韓国の対外政策が自己中心的なインテリジェンスに基づいて行われている可能性を示唆するものだと思います。

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by Imperialnavy | 2013-12-01 22:06 | その他 | Comments(0)


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