2013年 08月 30日
P.F.ドラッカー『[新訳]現代の経営(下)』ダイヤモンド社、1996年、p.266 より引用 「意志決定についての教科書の第一戒は「事実を収集せよ」である。しかし問題を定義し分類しないことには不可能である。問題の定義と分類によって、関係のあるデータ、すなわち事実が何であるかを知る。何が間違った方向づけをするのかを知る。事実を収集するには、経営管理者は、意思決定に必要な情報が何であるかを問う必要がある。自分のもつデータがいかに関係し、いかに有効かを知る必要がある。そして、いかなる追加情報が必要かを知り、それをなんとしてでも手に入れる必要がある。」 このようにドラッカーは、リーダーが事実を要求することが必要としています。ただ、インテリジェンスの観点から言えば、正確には「事実と、その事実を分析した結果」がリーダーには必要ということだと思います。単なる生データが忙しい意思決定者に集まると、飽和してしまいますし、何よりも、意思決定者のバイアスがかかってしまいます。
by Imperialnavy
| 2013-08-30 09:12
| リーダーとインテリジェンス
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